Micro Solutions クリスタルコートの保護性能
初のはてなダイヤリエントリがこんな記事になるとは(汗)。
角谷さんがこんな質問をしていたので、まじめに検討してしまった。
ogijunさんが提案していたクリスタルコートは、自分も愛用していることもあり、軽く検証してみることにした。
素材としては、MacBookと同じポリカーボネートがよかろうということでCD-Rの裏面を利用。今から考えると、油脂がついていないことを確認したほうがよかったかもしれない。
左半分にクリスタルコートを塗布。クリスタルコートの上から追加のサインを書いたときのシミュレーション用。本来は、完全に硬化するまで1日かかるのに注意されたい。今回は時間の都合上、10分程度の乾燥時間しか取ってない。
つかったペンはアルコール系油性マジック「なまえマーカー」。
「k」以外の上をさらにクリスタルコートを塗る。この時点でかすかにマジックに色落ちが見られる。10分乾燥させたのが足りないのか?
さらに10分後、拭き取ってみた。正直、弱くアルコール面を浸食している印象がぬぐえない。この時点で敗北の予感。
a,b,c,d,eまではクリスタルコートの上にマジック、さらにコート。
g,h,i,jあたりは直接マジック、その上にコート。
kはコートなしである。
拭いたところ。コート上の文字は結構つらそう。
ただこれは、最初の文字書きのときにノリが悪かった部分がかすれている感じで、完全に硬化していないコートの上に書いたのが影響している予感。
消毒用アルコールで拭いてみたところ。
一撃でしたorz
というわけで、対アルコール性能ということでは「ブザマね」という結果でした。完全硬化まで待った後、試せば、また違った結果になるかもしれませんが、個人的にはちょっと保護としては弱いかな、という結論。
素直にアクリル系のクリアスプレーを吹くのが無難か。
こちらの日記によると、アサヒペンのクリアがいい感じ。サインに使ったペンによるので、確認は必要だが。
こんな実験に30分以上もかけてしまった。あふぉだ(汗)。